正式な引越し料金は各引越し業者に見積もりを依頼して初めて分かります。
スーパーやコンビニのように「1個〇円」という仕組みでサービスを販売しているわけではないので、事前に料金を把握するのは難しいことが多い引越し料金。
今回の記事ではそのおおまかな参考料金を、「シーズン」「時間制」その他「距離によるもの」の視点から確認しましょう。
おおまかな参考料金がわかれば、見積もりをする前から、おおまかな引越しの総額もイメージしやすくなります。
まず最初に引越し見積りをとってしまう事をおすすめしてます。
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Contents
引越し相場。繁忙期と閑散期の引越し見積もりの費用と相場
引越し相場の記録。11月上旬、金曜日午後便、1キロ圏内、2トンロング分の荷物を小さめのトラックでピストン輸送で、5万5千円強。
— イバネズ (@M5SYQh9Y69E62t1) November 1, 2019
まずは「シーズン」によるおおまかな参考料金を確認していきましょう。
引越しは繁忙期と閑散期という2つのシーズンに分かれるといわれています。
繁忙期⇒3月、4月
閑散期⇒繁忙期以外の月
繁忙期はいわゆる「春の引越しシーズン」です。
入社、入学、転勤、家賃の更新などにより引越しの案件数が1年の中で最も急増します。
スパッと明確に分けるなら上記の通りですが、1ヵ月単位でみると土日祝日は案件数は増えやすい傾向です。また、長期連休中、繁忙期の直前直後も。全体でみると案件数が増えやすい傾向です。
単身引越し~家族引越しまで網羅。繁忙期の相場はこれ
まずは繁忙期の参考料金はこちら。
【繁忙期の引越し料金】
引越しの移動距離感 | 単身引越し料金 | 2人世帯引越し料金 | 4人世帯引越料金 |
同じ市内での引越し | 35,000円くらい~ | 65,000円くらい~ | 90,000円くらい~ |
同一地方内での引越し | 50,000円くらい~ | 95,000円くらい~ | 150,000円くらい~ |
遠方への引越し | 80,000円くらい~ | 200,000円くらい~ | 350,000円くらい~ |
繁忙期は閑散期と比べて予約が集中することから、どの引越し業者に依頼しても引越し料金は高確率で高くなります。
仮に高くならなかったとしても、繁忙期が閑散期より安くなる可能性はないといえます。
「本当に安くなる!?」閑散期の相場はこれ
繁忙期より安い閑散期の参考料金はこちら。
【閑散期の参考引越し料金】
引越しの移動距離感 | 単身引越し料金 | 2人世帯引越し料金 | 4人世帯引越料金 |
同じ市内での引越し | 25,000円くらい~ | 50,000円くらい~ | 65,000円くらい~ |
同一地方内での引越し | 35,000円くらい~ | 80,000円くらい~ | 90,000円くらい~ |
遠方への引越し | 60,000円くらい~ | 150,000円くらい~ | 200,000円くらい~ |
基本的にほとんどの引越し業者では、「荷物の量」と「移動距離」が料金を決定する項目となります。
それぞれの状況によりどう料金が確定するか、他の引越し業者と比べて高いか安いかなどは各社の料金決定の社内基準や予約状況によっても変わってきます。
そのため、今回ご紹介する引越し料金は「シーズン」についての料金に限らず全てにおいて、あくまでも「おおまかな参考料金」となります。
絶対上記の通りの料金になるわけではないので、あくまでも目安としてご確認ください。
やっぱり2月~3月、繁忙期のほうが高い。料金は妥協するしかないの?
「シーズン」で参考料金をみると、繁忙期のほうが高いです。繁忙期の引越し料金は「そういう時期」なので仕方ないといえますが、やり方や交渉次第で多少安くすることは可能です。
ただし、閑散期と同じくらいの引越し料金まで下げられるかは微妙なところ。
あくまでも繁忙期にその引越し業者に提示される引越し料金より安くできるかもしれない、というイメージでいましょう。
安くするために使える方法はこちらです。
- 直接引越し業者に料金交渉
- 引越し見積もり一括比較サイトを利用
- 割引がある引越し業者を探す
引越し業者の中には割引クーポンを用意しているところもありますが、「繁忙期は適用外」としているところがほとんど。割引クーポン系は繁忙期にはあまり期待できないものの、たまたま適用されればラッキーです。
引越し一括見積もりサイトの活用&料金交渉で1円でも安く
引越し相場調べたら30万とか出てきて諦めた
— harutti/ハルッチ (@harutti_Bot) October 29, 2019
引越し見積もり一括比較サイトとは、引越し業者に一括で見積もりできる便利なサイトです。
これを利用すると引越し料金が通常より安くなる可能性があり、料金を安くしたい派はこぞって利用する傾向があります。
どうして安くなる可能性があるかというと、一括見積もり後に選ばれる引越し業者は1社だけだからです。
各社とも自分のところに依頼して欲しいので、見積もり結果を安く提示するところが多くなります。
最安値にならなかった引越し業者でも、「他の引越し業者の見積もり結果のほうが安かったよ」と伝えることで料金交渉に応じてくれるケースが多いです。
安くしたいなら注目したいサイトです。
繁忙期にももちろん引越し見積もり一括比較サイトの強みは活きています。
絶対安くなるとはいえませんが、可能性は0より高いです。
1円でも安くしたいなら利用すると良いかも。
中には引越し業者からくる見積もり結果の電話連絡への対応が面倒と感じて、引越し見積もり一括比較サイトの利用を避ける方もいますが、「SUUMOの引越し見積もり」のように電話番号不要かつ匿名で見積もりできるサイトも登場しているので、ニーズによって使うサイトを選択できます。
幅広い方に使いやすくなっています!
更に超繁忙期である3月下旬は引越し難民が続出するような可能性もあり
繁忙期の中でも超繁忙期に該当するのは3月下旬です。
日本の企業は4月上旬が新年度になることが多いので、この時期は転勤で移動する社会人が増え、入学先が決定した学生の引越しも増えます。
繁忙期は「引越し難民」という言葉が話題になったこともありました。
引越し難民とは、引越しをしなければいけないのに引越し業者の予約がいっぱいで受け付けてもらえず、引越しができない立場を指す言葉です。少し前にけっこう問題になりました。
引越し難民が登場してしまう理由は引越し業者の「人材不足」にあります。
対策は、早めに引越し業者の予約を行うことと、人材の確保に力を入れてそうな大手~穴場的な小規模引越し業者まで徹底的にあたってみることです。
超繁忙期に引越し難民になってしまうと、その後大量の引越し業者にあたってみて、ようやく依頼できる1社が見つかったとしても・・・引越し業者側が状況を何となく察して、繁忙期基準でみても高い引越し料金を提示してくるケースもあるようです。
「絶対」とか「頻繁」というわけではありませんが、注意が必要です。
引越し難民にならないように、引越しが決まったら早めに引越し業者に依頼するようにしましょう。
引越し費用の算出方法
引越し料金の算出の基本は「荷物の量」×「移動距離」です。
その他内容は引越し業者次第ですが、人件費やトラックサイズのような細かい項目も絡んで確定します。各引越し業者には引越し料金を決める社内基準があり、それに従って各社とも引越し料金が決まってきます。
また、ここまで触れた通り「シーズン」でも変わってきます。
割増料金はそこまで変動しないのか
引越し業者の中には「割増料金」を設定しているところもあります。
割増料金とは、引越しの依頼が増える土日祝日や、特別な対応が必要な早朝・深夜帯の引越しを行うときなどに追加で必要になる料金のことです。
イメージとしてはタクシーの深夜割増料金が近いです。
深夜になると割増料金になりますよね。あんな感じです。
割増料金は通常の引越し料金に追加で1,000円~5,000円の範囲でかかってくることが多いです。
ただ、この基準は全社で共通しているものではなく引越し業者によって変わるものなので・・・依頼したい引越し業者を絞り込んだうえで、その引越し業者が設定している割増料金が適用になりそうなら確認するのがおすすめです。
梱包などのサービス料金が色々かかる。オプション料金の目安
割増料金以外に「オプション料金」も別途必要になる可能性がある項目です。
オプション料金はその名の通りオプションを付けることで発生する料金なので、オプションを付ける必要がない場合にはかかってきません。
オプションに該当するのは「エアコン工事」「テレビの配線」「不用品回収」「引越し用の梱包資材購入」などです。
これらのオプションは有料となる(オプション料金が必要になる)ケースもあれば、引越し業者によっては「無料」で付けられることもあります。
オプション料金が無料ならお得なのかといえば、その分基本の引越し料金が高く設定されているケースもあるので一概にはいえません。
もちろんオプション料金が無料だけど引越し料金の総額も格安になる引越し業者もあります。
手っ取り早いのは、オプション料金があるかないかの特徴でこだわるより、自分の状況での総額の見積もりを色々な引越し業者に依頼してみることです。
「内訳より総額で比較して安いところを確認する」というやり方です。
オプションも料金がかかる。平均価格確認
念のためオプションの参考料金を挙げるとこちらです。
【オプションの参考料金】
オプション内容 | オプション料金 |
エアコン工事 | 10,000円~15,000円くらい |
ウォシュレット工事 | 10,000円~15,000円くらい |
テレビの配線 | 2,000円~5,000円くらい |
不用品回収 | 1個あたり数千円~たくさんの不用品をまとめて数万円まで様々 |
梱包資材(ダンボール)購入費 | 単身引越しで700円~3,000円くらい |
※現在多くの引越し業者で梱包資材は無料で提供していますが、格安引越し業者は梱包資材の無料提供をしない代わりにギリギリまで安く引越しを提供するケースがあります。
トラックなどの相場の算出方法
引越しでは荷物に合わせてトラックのサイズが変わります。1人世帯なら軽トラック、2人~3人世帯なら2tトラック、それ以上なら4tトラックなど。
「荷物の量」×「移動距離」で引越し料金を算出する引越し業者に依頼する場合は、正直あまりトラックサイズのことは考えなくて良いです。
引越し業者は見積もり時荷物の量と、どこまで移動するかを確認して見積もりをしますが「トラックサイズがどうだから〇円になります」という回答の仕方をするケースは稀です。
トラックサイズは確認されるメジャーな項目ではありません。特に気にする理由がないのであれば気にしなくて大丈夫だといえます。
改めて引越し相場を計算
ここまでの内容を踏まえて引越しの参考料金の相場を考えると・・・
オプションを付けないのであれば、そのまま最初にご紹介した「シーズン」ごとの参考料金が基準になります。
オプションを付けたり、割増料金に該当したりするのであればそこにオプション料金や割増料金を足した合計金額が参考料金となります。
時間制の引越しの場合。10時間かかった場合の料金
「時間制」というのは「〇時間の作業でいくら」という考え方で引越し料金を決めるタイプの引越し業者です。
時間制の引越しプランを用意しているところは、引越し業者全体でみると多いとはいえません。
現在の引越し業界の主流の計算方法は「荷物の量」×「移動距離」です。この計算方法の場合は、仮に引越し1件に所要時間が何十時間かかったとしても「時間による追加料金」は適用されません。
遠方への引越しをする場合にも安心だといえます。
時間制の引越し業者は、時間別の料金を公式サイト上に明記しているケースが多いです。
「荷物の量」や「移動距離」ではなく、あくまでも料金を決めるのは「時間」です。
「時間」は個人により長さが変わるような代物ではないので、料金を明記することができます。
そのため、時間制のメリットといえば。見積もりしてもらう前からだいたい料金を把握できることにあるといえます。
ただし時間制の引越しの場合、基本的に「いたせりつくせり」というサービス内容にはならないことを覚悟しておいたほうが良いかも。
このタイプの引越しは、自分も作業を手伝うことが前提になりやすいです(時間内に終わらせないと料金が変動するので)
以上の特徴を踏まえて時間制の引越しの参考料金を確認していきましょう。
時間制の引越し業者が活かせる引越しシーン=近場での引越し、荷物少なめの引越し
今回は、時間制の引越し業者の中でも知名度が高く人気の「レントラ便」の料金を例に挙げます。
レントラ便は決して引越しを専門にしているサービスではありませんが、様々な用途で利用できるトラックと作業スタッフの派遣サービスとなっていて、引越しでの利用も多いです。
時間制の引越し業者に興味がある方はぜひ参考にしてくださいね!
【軽トラックの依頼料金】
時間 | 1時間まで | 2時間まで | 3時間まで | 4時間まで | 5時間まで | 6時間まで | 9時間まで |
セルフ型 | 7,020円 | 14,070円 | 17,600円 | 19,620円 | 21,660円 | 23,690円 | 25,730円 |
お手伝い有 | 8,780円 | 17,590円 | 22,000円 | 24,530円 | 27,080円 | 29,610円 | 32,160円 |
※ちなみに軽トラックを引越しで利用する場合、単身引越し~荷物少なめの2人世帯の利用が目安になります。
【2tアルミバンの依頼料金】
時間 | 3時間まで | 4時間まで | 5時間まで | 6時間まで | 9時間まで |
セルフ型 | 24,540円 | 29,430円 | 33,260円 | 34,950円 | 39,460円 |
お手伝い有 | 30,680円 | 36,790円 | 41,580円 | 43,690円 | 49,330円 |
※このサイズのトラックは2人世帯の引越し~荷物少なめの3人世帯の荷物量が目安となります。
※2人世帯以上の引越し案件でこのプランを利用するなら、ドライバー以外に手伝ってくれる男性2名の確保が必須条件となります。友達や親族での確保が難しい場合は、有料でレントラ便からスタッフを派遣してもらう必要があります。
※2tアルミバンの依頼は3時間~となります。
※ちなみにレントラ便ではどのサイズのトラックで依頼するとしても土日祝は料金が2割増しとなります。
※トラックのガソリン代については最初から料金に含まれているので安心してください。
レントラ便に依頼する場合、対応時間は最長で9時間となります。これを超えそうな場合はレントラ便に相談してみましょう。
基本的には旧居を出発して「9時間」以内で新居に到着できる範囲で利用するのはもちろん、シンプルな移動時間以外に、引越しなので荷物の搬出搬入作業にかかるであろう時間も含めて総時間数を計算しなければなりません。
時間制の引越し業者は、移動だけでな荷物の搬出搬入作業にかかる時間も含んでの時間制となります。
ちなみにトラックで移動する以上、時には道路が混雑していて本来より移動時間がかかる展開も考えられますよね。
レントラ便を含め時間制の引越し業者では、通常は申し込んだ時間を超えてしまうと追加料金が加算されますが、道路状況が原因の場合・・・どうなるのかというと。追加料金は加算されません。
ということで!安心して利用することができます。
レントラ便も渋滞が原因の場合は追加料金を取っていません。
ただし、世の中には数百社以上の引越し業者があるといわれているので・・・中には時間制かつ渋滞でも追加料金が必要になるところもあるかもしれません。時間制の引越し業者に依頼するときには、念のため申し込む前に渋滞時の扱いも確認するようにしましょう。
利用の仕方によっては引越し料金を安く抑えることも可能なのが時間制の引越し業者です。
しかし移動距離や荷物量を考えてから依頼の判断をしたほうが安心。引越し内容によっては、時間制ではない通常の引越しプランを提供している引越し業者のほうが安くなる可能性もあります。
距離制の引越しの場合。50km引越しの料金の目安
続いては距離による引越しの参考料金を確認していきましょう。
ここでは「距離制」・・・すなわち、「荷物の量」×「移動距離」で引越し料金が決まるタイプの引越し業者の料金でみていきます。
繁忙期と閑散期という基準ではなく、あくまでも全体の平均でこんな感じという程度でご確認ください。
【50kmの距離の引越しの参考料金】
世帯状況 | 旧居と新居の距離50kmの引越し料金 |
単身荷物少なめ | 20,000円くらい~ |
単身荷物多め~2人世帯の荷物少なめ | 35,000円くらい~ |
2人世帯(荷物量普通) | 65,000円くらい~ |
3人世帯(荷物量普通) | 70,000円くらい~ |
4人世帯(荷物量普通) | 90,000円くらい~ |
ちなみに50kmとはだいたいどれくらいの距離なのかというと、同一の都道府県内での移動という感じです。
県外への引越しではなく県内で引越しする場合の距離感となります。
休日や祝日と早朝深夜は割増を懸念せよ
50kmの引越しの場合、仮に割増料金があっても引越し料金の総額が大幅に変動する可能性は低いですが、1円でも安く引越したい方は引越し業者の特徴や割増料金の有無などを確認したうえで念入りに選びましょう。
繁忙期になると割増料金も意外と予算を圧迫することがあります。
人数と資材量は重要
梱包資材(ダンボール)が有料購入になる場合も引越し料金に追加で料金がかかってきます。
ダンボールを購入するなら引越し業者から購入、ホームセンターで購入、ネット通販で購入という方法がよく使われます。
自宅まで届けてもらうことを考えるなら引越し業者から購入するか、ネット通販で購入するのが良いです。
どこで購入しても料金はバラバラですが、100サイズのダンボール10箱セットで安いところなら700円くらいとなります。
引越しする世帯人数によって必要となるダンボール数は変わってきます。
以下ではそれぞれの世帯人数ごとに、ネット通販でダンボールを購入したらどれくらいかかるのか。参考料金を確認しましょう。
【世帯人数ごとのダンボール料金】
世帯人数 | 梱包資材量 | 梱包資材料金 |
1人世帯 | 10箱くらい | 700円 |
2人世帯 | 30箱~40箱 | 2,100円~2,800円 |
3人世帯 | 40箱~60箱 | 2,800円~4,200円 |
4人世帯 | 60箱~100箱 | 4,200円~7,000円 |
梱包資材を別途購入することになればこれくらいの料金が追加でかかってくると想定しておきましょう。
ちなみに、最近は引越し業者が無料でダンボールを提供してくれることが多いですが、格安引越し業者の場合は有料提供になることが珍しくありません。
格安引越し業者に依頼する方は引越し料金をとにかく抑えたい方なので、梱包資材については購入しないケースもあります。スーパーやコンビニでは空き箱となったダンボールを無料でゆずっているので、それを確保すれば無料で手に入れられます。
必要な箱数が増えれば増えるほど手間にはなりますが、引越し料金を安く抑えたいときには無料でダンボールを確保するのもありです。
【距離別料金】単身一人暮らしの場合の200km超えの引越しの料金
長距離の引越し、相場が安くても6〜8万くらいと聞いてるので、素人感覚で大体7万くらいなら即決でもいいかなって思う
— ポジピン (@NYAKmsms) April 16, 2019
続いては引越しの旧居と新居の距離感でけっこうよくある内容で、「単身」「4人家族」「カップル」引越しそれぞれの参考料金を確認していきましょう。
まずは単身の1人暮らし世帯で旧居と新居の距離が200kmを超える場合の参考料金です。
200kmとは近隣地方よりさらに遠くの地方へ引越しする感じの距離感です。
単身1人暮らしで200km以上の参考料金⇒35,000円~80,000円
選ぶ引越し業者によって非常に左右される傾向にあります。
引越し業者は近場での引越しが得意が得意なところと、遠方への引越しが得意なところに分かれることがあります。
例えば地域密着を売りにしている引越し業者は道路情報にも精通している近場の引越しを得意としていることが多いです。
大手で全国各地に拠点を持つ引越し業者は各地の連携があるので、遠方への引越しも得意としていることが多いです。
【距離別料金】4人家族での50km 圏内の引越し
続いては4人家族で旧居と新居の距離が50kmの引越しをする場合の参考料金です。
50kmとはだいたい同じ県内での引越しの距離感です。
4人家族で50kmの引越しの参考料金⇒60,000円~90,000円
世帯人数が増えると案件ごとに荷物量がバラバラになりやすい傾向があります。
そのため引越し料金も、荷物量に左右されて各案件バラバラになりやすい傾向を持ちます。早めに自分の状況での確定料金を知って判断するほうが安心。早めの見積もり依頼がおすすめです。
安さ重視派は、引越し見積もり一括比較サイトを活用して安いところを調べるようにしましょう。
【距離別料金】2人暮らしのカップルでの50km圏内の引越し
続いては2人暮らしのカップルで50kmの引越しをする場合の参考料金です。
2人暮らしのカップルで50kmの引越しの参考料金⇒50,000円~65,000円
2人暮らしのカップルは4人家族よりは比較的荷物量にバラつきは少ないですが、依頼する引越し業者によって引越し料金が変わりやすいという点は同じです。
また2人暮らしのカップルは、元々一緒に住んでいる世帯もあれば結婚や同棲などで別々のところから1つの物件へ移動するタイプの引越しもあります。
そのような引越しでは2人それぞれの旧居から荷物を回収して1つの新居に運ぶ、いわゆるカップルプランと呼ばれる引越しプランを用意している引越し業者もあります。
注目したいのはカップルプランのほうが、それぞれが単身引越しとして引越し業者に依頼するよりリーズナブルになりやすい傾向があることです。
もちろん依頼する引越し業者によってはこの限りではなく、単身引越しプランにそれぞれが依頼して1つの新居に輸送してもらうほうが安くなることもあります。
しかしカップルプランは新しく2人で住み始める方を対象としてあえて用意されたプランな分、引越し業者としても安くなることを前提としているふしがあり、注目する価値はあります。
カップルの引越しも引越し業者選びは重要だといえます。
キャンセル料金に標準引越運送約款に制定
引越しを依頼するときに依頼する側(引越しをする側)が注意しておきたい、お金に関連する項目もあります。
「標準引越運送約款」です。
標準引越運送約款とは、依頼する側と引越し業者側のトラブルを避けるためのルールのことです。
この中で引越しの依頼のキャンセル料金についても触れられています。
引越し業者の中には「引越し難民」という言葉も登場しているくらい人材が不足している会社もあります。
依頼する側だけでなく引越し業者側も。損失から守る必要があり、ルールは最近少々厳しめに変更されました。
引越し業者に正式に依頼後、キャンセルする場合、キャンセルのタイミング次第でキャンセル料金を支払う義務が適用されることがあります。
【標準引越運送約款のキャンセル料】
当日のキャンセル | 引越し料金の50%以内 |
前日のキャンセル | 引越し料金の30%以内 |
前々日のキャンセル | 引越し料金の20%以内 |
引越し料金によってはけっこうなキャンセル料になるので注意してください。
あくまでも「〇%以内」というルールになっているので引越し業者やタイミングによっては、実際に請求されるキャンセル料金はMAX金額よりも安くなったり、回収されなかったりするケースもあるかもしれませんが、キャンセル料金は気を付けなければいけません。
可能な限り急なキャンセルは避けたいものです。
迷ったら引越し見積もり一括比較サイトを活用しよう
ここまで引越しにかかる参考料金や、その他追加で必要になりそうな項目やキャンセル料金も確認しました。
そのうえで「安さにこだわりたい」「接客の質にこだわりたい」など。ニーズは個人により様々ではないでしょうか。ニーズによりけりで自分にとって最適な引越し業者は変わってくるかもしれません。
1回の引越しにあたり依頼する引越し業者は通常1社です。
現在引越し業者は全国各地に数百社以上存在しているといわれています。その中から見つける1社。都市部在住なら選択肢も豊富です。選択肢が多いのは良いことですが迷いも生みやすいもの。
もし引越し業者選びに迷ったら、最初から引越し見積もり一括比較サイトを活用するのがおすすめです。
引越し見積もり一括比較サイトについては先ほども触れた通り。
安さにこだわる派は重視したいサイトですが、それ以外に引越し業者の詳細情報をしっかりサイト内で紹介しているところが多いので、情報収集のためにも使えます。
ネット見積もり以外に、引越し見積もり一括比較サイト内の引越し業者の紹介ページに「電話番号」が掲載されていれば、通話料無料の電話経由の見積もり依頼もできるので用途は様々です。
安さにこだわる派でも、接客にこだわる派でも、第一印象にこだわる派でも。
迷ったら引越し見積もり一括比較サイトを活用するのがおすすめです。
「まとめ」繁忙期も閑散期もお得な引越しを目指そう
今回の記事では「シーズン」「距離」「時間制」様々な状況での引越し料金の参考例をご紹介しました。
状況によっては他にオプション料金や梱包資材の料金がかかってくるケースもあります。
申し込んだ引越しをキャンセルする場合はタイミングと引越し業者の社内ルール次第では公的なルールに則ったキャンセル料金がかかる可能性もあります。
何かと料金は変動しやすい引越し料金。早めに見積もりをして確認するのがおすすめです。
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